空き家が30年で2.5倍に増加中

空き家問題

空き家の問題というのは昔から言われてきたことですが、現在2018年で、最近での調査ではその増加が30年前から比べると2.5倍にもなっていると言われています。どうして空き家のまま放置しているのか?そういう疑問もあるかと思いますその原因となるものをいくつかご紹介していきます。

解体費用

空き家がそのまま売れれば良いのでしょうが、古い家の場合ですと売れないケースが多いです。「買ってもいいけど売主負担でお願いします」と買取を希望される方から言われることが多いのです。では解体して更地にして売ればいいじゃないかとお思いになるでしょうが、その解体費用がネックになるわけです。解体費用というのは大体坪単価が25000円~35000円と言われています。しかしこれは平屋木造というようなシンプルな場合です。田舎のような作業がしやすいところであれば重機も入りやすく手間も少なくなるのでコストも安くなるでしょう。

しかし都会の住宅の場合は近隣との間隔が狭かったり、機械が入るまで手壊しが必要であったり、周りの養生もしっかりとしなければいけないケースも多いです。そのためコストも多く必要になるケースがあります。一軒家の解体の費用としては20坪くらいの住宅で50万くらい~というのが目安です。上記にあるようにロケーションによってはさらに追加費用が必要になる場合も多く実質50万~100万くらいと思っていた方が良いでしょう。

この解体費用は建物が売れる前にご自身で支払わなければいけない。空き家が売れたお金で支払うことが出来ないわけです。つまり先にこれだけの費用を工面しなければいけないわけです。これがネックとなり解体に進まないケースが非常に多いわけです。

家財道具の処分

空き家であったとしてもすでに中の家財道具は無く空っぽというケースは非常に少ないと思います。大半が中の荷物が残っている場合があります。解体作業の前にはこの残置物の撤去も必要になります。ご自身でするにも、住まいが別であれば、わざわざそこに来なければいけませんから、そういった煩わしさもあり整理の作業も進まないことが多いです。

相続問題により進まないケース

解体などの費用的な問題であれば金銭で解決も出来ます。しかし相続の問題となるとさらにややこしくなります。相続人Aさんは空き家を売りたくない。相続人Bさんは空き家を売りたいとします。BさんはAさんを説得して売却に話を進めなくてはいけませんが、この相続人というのは血縁であることが大半なので、通常の交渉よりも難航します。お互い兄弟・姉妹の場合ですと感情的にもなりやすく、さらに金銭も関わることなので思わぬトラブルに発展してしまうこととなりとん挫してしまいずっと空き家のままというケースも多いです。

さらに相続人が不明や複数の相続人が要るケースというのもあります。親族が全くいない場合は相続する相手がいません。こうなると誰が相続するのか?ということになります。国が没収するケースももちろんあります。相続人が複数いたり、関係性がねじれて複雑な場合もあり話が進まず先に進まないというのが理由です。

立地による問題

解体費用や相続の問題をクリアしていても立地の問題で空き家の解体がストップしてしまうこともあります。建物というのは道路からの開口部の間口が2mは無ければ再建築できません。これは建築基準法で決まっているので、更地にして売っても新築では建てることは出来ません。となれば利用価値を見出しにくい土地となってしまうわけです。

買い手も新築で家を建てることが出来ないなら買わないとなれば、空き家を壊して売りに出しても「買い手が付かないならそのままにしておこうと」となってしまうわけです。

唯一の方法としては新築ではなくリフォームという方法であれば可能ですが、都合よく買い手が見つかるかというと容易くないのが現状で、こういった立地も問題となっています。

空き家のままの問題

ではなぜ空き家のままにしておくのが良くないのか?についてですが、一つは美観の問題です。自分の住んでる街にどんどん空き家が増えているとします。管理されていない住宅ですから崩れ始めてるところや、草木が生い茂って建物を覆ってしまっていたらちょっと薄気味悪いですよね。そういう家が増えていると、そこの近くの家が売りに出てても買いたくなくなるのは至極当然です。街は一軒だけで成り立っているわけではありません。その街の雰囲気を作っているのは全ての家なんです。こういう家が増えることで街全体のイメージが低下してしまうというのがデメリットです。

さらに治安の悪化につながるということです。”割れ窓理論”というのがあり、割れた窓のままでいるということは、全然そういったことに周りは関心を払って無いというサインで、犯罪が起きやすい環境に陥ってしまうと考えられています。ごみのポイ捨てや住民のモラルの低下につながることが非常に懸念されます。

法律の改正

現在の法律では家が建ったままの状態の固定資産税と更地の状態の場合では6倍もの開きがあります。家が建った状態で、6万で、更地だと36万円。であれば、「空き家で固定資産税を払った方が安いよね」となってしまいそのままの状態になっているところが多いわけです。しかし行政もこのままの状態で放置をするわけにもいきません。それで”特定空き家”の認定をされた物件については家が建っていても更地と同じような固定資産税を掛けますよといった動きが起きています。早く解体などするように促す法律ではありますが、いたちごっこのような状態で簡単には進んではいません。

空き家の改善策

空き家を解体する費用も無い。しかしどうにか改善したいという方には、”空き家バンク”というのもあります。登録することでその空き家の買い手や借主を見つけることが出来ます。こういった物を利用して住み手を見つけるのも方法の一つです。

中古物件として売れる場合

建物が空き家であったとしても、中古物件で売れる場合は幸いです。価格は安くなってしまうケースも多いですが売れないよりかはましです。その場合ににしなければいけないのが、家財道具の整理です。家屋の中に不用品がごちゃごちゃと置きっぱなしにしていては見栄えも悪く売れるものも売れません。やはり印象よくするには中の片付けが必要です。スッキリと片付いた物件であれば「手直しすれば良いかも」と買主側にも良いイメージが広がるというものです。

家財処分業者への依頼

家財処分ですが、片付けが手間でご自身ではちょっと難しいかも…そんな不安がある時には一度ご相談ください。マルシェでは買取と片付けの両方向からご提案をさせていただきます。

神奈川・東京を中心にお手伝いいたします。

メール相談

家財処分のメール相談

 

2018年5月8日