不用品買取のトラブル、実は最後は貴金属が目的です

不用品買取に関するトラブルが増えているというニュースをよく耳にしますが、実際にどのようなことが起こっているのでしょうか?どこに問題があるのか?トラブルを回避する術はあるのか?についてなどご紹介していきます。

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不用品買取や回収のトラブル

不用品に関するトラブルは買取も回収も同じように増えています。主なトラブルとしては以下のようなものが多く挙げられています。

  • しっかりと査定をせずに、依頼をしたものとは違うものを要求された
  • 高く買うと言っていたものが当日になって値段がつかないと言われる
  • 売らないと言っても帰ってくれない
  • 無料で引き取りをすると聞いていたから依頼をしたのに当日になって高額請求をされた

買取や回収に関しても、いずれも「当日」になって現地に来て話がすり替わる事例が多いというの印象です。つまりユーザーは自分がみた広告とは違ったことが起きていると感じてるに違いありません。「誇大広告」のような話で、一種の”釣り”のようなことが起きているのです。

広告を見る側も見た目の良さから信じてしまうということですね。上手い話には注意が必要です。

トラブルの事例と原因

「何でも高く買います」のような広告を見れば、誰でも興味は持ちますよね。それでは一度呼んで話を聞こうとなると思います。しかし、そもそもですが、「何でも買います」の意味をまず考えてみましょう。これは”中古品で売れるものであれば”何でも買いますであって、売れないものを買取するわけではないということを覚えておく必要があります。

原因としてはこの誤解を上手く利用しているともいえます。取り合えず呼んでもらって、家に上げてもらうことが目的だということです。事前の査定では決して厳しいことは言わないでしょう。逆に「高く買えます」と甘い言葉を投げかけてくるはずです。

無料回収の場合も「何でも無料で回収」と言っておきながら、当日になると「積み込みの作業費や運搬費は別料金」と積み込みが終わった後に言う業者もいます。恫喝して金銭を要求するというのが常套手段です。

買取りでは最初は「生活家電」や「家具の買取」ということで査定の依頼をしたにも関わらず、当日になってみると値段はつかないと言われる。確かにものを見て値段がつかない場合もあるが、こういった業者の目的は査定を依頼されたものを見るのが目的ではない。他のものを目的としているのである。よくある話として、家の中に上がって、本来売るとは言っていなかったものを物色し始める。スニーカーや・楽器など高値で売れそうなものは無いかと聞いてきたり、最終的には「貴金属はないか?」と聞いてくる。これであると答えてしまうと始末の悪い話になるのは目に見えてくるのです。

つまり、狙っているものが見つかれば売るまで帰ってくれないことになるからです。これを押し買いと言います。貴金属は数グラムでも高値になります。今は金がすごく高騰してるからです。プラチナよりも高くなってしましました。押し買いをする業者というのはこの貴金属が最終的な目的だと思います。

訪問による押し買いが禁止になったことで、「呼ばれるような仕組み」を作ったのでしょう。

押し買い

押し買いとは、強引に、なんらかの品を法外な安値で買ったことにして持ち去ってしまう行為のことである。悪徳商法のひとつである。

ウィ木ペディア:押買

まさにこの言葉の通りなのですが、まさかあんなに好印象な広告を見て呼んだのに、こんなことが起きるなんてと依頼人は思っているはずです。全ての業者がこのようなことをやっているわけではないのですが、こういったことが起きているのも事実です。

 押し買いの法律

  • 不招請勧誘の禁止
  • クーリング・オフの適用
  • 書面の交付義務

押し買いにはこのような法律があります。不招請勧誘の禁止とは、呼ばれてもいないのに買取を求めることが出来ないということです。押し買いでは高齢者が狙われることが多く、訪問して来て「貴金属を売ってくれないか?」と買取を迫ります。査定で呼ばれていない限り買取は出来ないということです。

クーリング・オフの適用というのは、契約から8日以内なら品物を取り戻せれます。仮に「すでに売ってしまった」となっても、転売先にでも所有権を主張することが出来ます。

買取をした場合には書面で金額を記入しておかなければいけません。金銭だけを渡しただけだと証拠が残らないからです。

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なぜこのような業者を呼んでしまったのか?

人は見た目に騙されやすいので、印象の良い物には魅かれます。このような押し買いをする業者は上手く人の心理を突いて、より良い広告をお金をかけて作成をします。そしてお金をかけて広告を出します。つまり身の回りの良さそうと思っていたものが意外と落とし穴だったりするわけです。

極端な話、見た目も悪くて派手に宣伝もしていない業者がやるようなことは少ないです。なぜかと言えば派手に宣伝していないのであまり呼ばれる機会も少ないので、押し買いを目的にしていない場合が多いということです。

依頼をしてしまった人も「目立つ位置」にいた業者を見つけて査定依頼していることが大半だと思います。つまりネット検索をして、すぐに見つかるからと簡単に依頼した結果、面倒な業者に出くわしてしまう可能性があるということです。

依頼する側にも見抜く必要がありますね。

売ってしまった後の対策はあるのか?

帰ってくれないからと売ってしまった後にも品物を取り戻す方法はあります。それはクーリング・オフを利用する方法です。以前は買ったものだけでしたが、今は売った場合にも適用されます。

クーリング・オフを使う

品物を売ってしまった後でも取り戻すことが出来ます。契約から8日以内であれば有効です。金を売ってよくあるのが、「すでに溶かしてしまった」なんて話がありますが、この場合にでもその金を売った業者に主張することが出来ます。 金の買取業者は買取の記録はしっかり記載しています。

貴金属以外にもクーリング・オフは適用されます。

買取り業者の選び方

買取業者を呼んで失敗しないためにも、業者選びというのはしっかりする必要があります。

  • 見た目の良さに惑わされない
  • 検索順位だけで簡単に選ばない
  • twitterなどで業者名を入れて検索をして悪評が無いか調べる
  • 身元がはっきりしない会社を選ばない

広告はお金をかければどれだけだって良い物は作れます。見た目の良さで騙されるケースは世の中にはごまんとある話です。誇大広告なのかを見抜く必要があるわけですね。

ネット検索には広告と自然検索というものがあります。自然検索というのはより良いと評価されたサイトが上位に表示されていて、一方の【広告PR】というのはお金をかければ上位に表示することが出来る仕組みです。両者ともテクニックを駆使して上位にするように資金を投じていたりします。全ての会社では無いですが、中には悪徳業者が紛れこんでいる可能性があることは忘れないでください。

今や良い口コミも作ろうと思えばできてしまう時代なので、その信頼性もあてにならないこともあります。その逆にtwitterの場合は、ユーザー体験をつぶやいていたりすることがあります。悪行をしているところは何かしらネット上でも言われていることがあるので、評判の悪いところは選ばないというのもリスク回避です。

サイトには会社情報が記載してあるところがほとんどですが、中には記載していないところもあります。つまりいつでも逃げれるようにしてるということです。いくら良いことを書いてあったとしても、こういったサイトは選ばないのが賢い選択です。法人登記していない場合は適当な屋号をつけて営業している場合もあるので、華やかなサイトに対して法人会社で無い場合はよく調べてから依頼をするべきです。

もし私がユーザーならばこのような点に注意して依頼をすると思います。

まとめ

家電や家具などを不用品買取をしてもらうために依頼をしたはずが、違うものを物色し始めて最終的には貴金属を目的としている買取業者が増えています。こういった被害に遭わないためには、選ぶ側の見抜く力が必要にも思えます。今はネット検索の時代で「人となり」というものが見えにくいところがあり、見た目の広告に惑わされてしまいがちです。仮に押し買いの被害に遭ってしまった時には通報であったり、クーリング・オフを利用して品物を取り戻したりしましょう。被害に遭わないためのご参考にお役立てください。

記事を書いてる人

買取マルシェを運営している株式会社コーモドの代表。2007年よりリサイクルの事業を始めて、現在は実際にお客様のところへ買取にも行っている。これまで現場で生で見てきた買取品についてや、中古売買に関する事情など、役立つ情報を記事にして書いています。

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