どんな家具が売れて買取出来るの?売れない家具の特徴
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中古家具の買取と引き取り
不要となった家具を粗大ゴミとして処分される方もいるかと思いますが、売れそうなものまで処分してはいませんか?中古として価値のあるものであれば再販は可能です。買取をすることでゴミ処理扱いにもなりませんから環境にも優しくエコになります。ここではどのような家具が買取が出来て売れるのか?売れない家具はどんなものなのかをご紹介していきます。
中古家具の市場
家具というのは中古でも人気のある市場です。元々の新品の価格が高い物もありますから、それが中古で安く買えるのならということでリサイクル品を狙っているユーザーも多くいます。確かに新品で50万円もするダイニングセットが半額以下、もしくはもっと安く買えるのなら中古でもいいかなと思いますよね。50万円や100万円の価格帯の物というのはブランド家具といって、品質も価格も高いものです。ですがその高品質の良さを知っているブランド家具ファンも非常に多いです。こういった中古品が市場に出て来るのは魅力的ですね。
中古の家具で人気のあるもの
- ブランド家具
- 状態の良いもの
- 整理タンス系
- キャビネットなど収納家具
ブランド家具
ブランド家具というとどんな家具メーカーを想像するでしょうか?国内外合わせると非常に数が多いです。そのブランドを確立するためには広告宣伝でただ有名になるだけでは世間から認められません。やはり秀逸なデザインと機能性や品質が高いこそ認められブランドが出来上がっていくわけです。例えば日本の”カリモク家具”ですが、愛知県に本社をおく家具メーカーです。こちらの家具は長年愛用するファンも多いブランドです。買取をしているとカリモクの家具というのもよく査定のご依頼をいただきます。決して新しくはない家具で、数十年経過したようなものでもしっかり機能します。例えば椅子の場合、品質が悪いと数年で脚がグラグラになってしまうものがあります。しかしカリモクの椅子の場合は座面の破れや背もたれの劣化はあるものの、脚のよじれはあまり見かけません。それくらい高い精度で作られているということです。一脚の価格は高価ですが、長い年月を使用できることを考えるとそのコスパは良いと考えられます。そして座面や背もたれの部分というのは修理が利きますから脚が悪くならない限り使い続けれます。私も一カリモクのファンでありますが、ブランド家具というのは他にも多くあります。
日本国内ブランド家具
- マル二
- 松本民芸
- 北海道民芸</>li
- イトーキ</>li <>li軽井沢彫り
- 日光彫
- イデー
- 他にもまだまだあります
海外のブランド家具
- カッシーナ
- アルフレックス
- ボーコンセプト</>li
- ハーマンミラー
- ノール
- ブランズウィック
他にもまだまだあります。
売れる家具の特徴
どういった家具が売れるものとして中古市場に集められるのでしょうか?その辺りについて探っていきます。中古品の中で頂点になる存在なのが、やはりブランド家具になります。そんな家具ばかりが集まればよいのですが実際には流通量も限られているので、多くは出てきません。では次にどういった物が注目されるのかというと、ノームランドであっても売れ筋のアイテムというのが中古の在庫としてショップからは重宝されます。例えばダイニングテーブルであったり食器棚というような生活必需品系のアイテムです。ドレッサーやタンス(最近はウォークインクローゼットが増えているため)はどうしても必要とばかりは言えません。それよりも一家に一つは必ず要る物がお店からするとありがたいわけです。そういう視点で見ると何が売れそうなのかが見えてくるのではないでしょうか。
さらにもう一つ、家具には希少価値のあるものとして「作家物の家具」というのもあります。家具職人の人がハンドメイドで作る家具で、メーカーのような大規模な工場で作られるわけではなく小ロットで受注生産のような形式で作られることが多いです。基本的にオーダーですし、納期も待たなければいけない場合もあります。デザインや品質はかなり高めですが非常に高価な物が多いです。しかし知る人ぞ知るというものの場合、中古での反応はというと意外と残念なケースになる場合もあれば、予想以上とまちまちです。ブランド家具ほど安定はしていないのが実情です。
買取出来る年数の目安
家具の場合、破損や劣化が無い場合にはずっと使おうと思えば使えます。電化製品のように故障して動かないということもありませんから。ですので、酷い汚れや木目の剥がれなどが無ければ少々古くても買い取り出来るものはあります。これもまたブランド家具ですが、20年以上前の物でも値段は付いたりするものはあります。ですので、古いからと一概に年数だけで決まるものでもありません
売れない家具の特徴
売れる家具もあれば売れない家具というのもあるのは事実です。ではどういった物が売れないのかということですが、それは時代に合わないものです。例えば家具のサイズから考えていきましょう。今お住いのお家はどのくらいの間取りで、どのくらい広さのお家でしょうか?これは地域差もあります。例えば都心部の一軒家の場合ですと三階建て住宅が多かったりします。床面積は100平米前後といったところでしょう。リビングや寝室は二階や三階だったりします。こういうお家の場合には大型の家具というのは不向きなんです。階段からは入らないケースが多く、窓からの吊り上げでやっと入るくらいです。ですからコンパクトな家具が好まれるわけです。そして先にも書きましたが、ウォークインクローゼットが付いていたりしますからタンスが絶対必要でもないケースはあります。
こういったことから昔に合ったような大型の家具というのは段々と人気が薄れていくようになってきました。これも時代の流れの一つです。
そしてデザイン的なところで言えば以前は黒が流行っていたかと思えば次は茶色、そして今は白といったように時代時代で好みのも変わっていきますし、直感的に古臭く感じるデザインというのもあります。昔は流行ったガラステーブルが今ではどこも取り扱ってくれない…という事例もあります。新しい古いという点ではヴィンテージを思わせるようなものであれば味わいもあって悪くはないのですが、ただ古臭いデザインということであれば売れにくくなります。
売れない中古家具の例
- 汚れやシミのあるベッドやソファ
- 動物臭のついているもの
- 破損や汚れ(落書きなど)のあるもの
- 和タンスのように時代に合わずニーズが少ない家具
中古家具の境界線
中古家具として売れる売れないというのは、その買取をするお店が決めるところがあります。地域性で都心では売れるものと、郊外で売れるものでは違いがあって当然ですから。しかしどうしても買取してもらえないものもあります。」それは家具として機能しないものということです。
家具として欠陥のあるものは、商品として成り立たないので売ることは出来ません。扉の取っ手が無かったり、脚がグラグラの椅子。塗装表面がボロボロや酷い取れない汚れがあるものなど。再販するには難しい物は当然買取は出来ないと考えましょう
自分で売ってみる
買取の査定をしてみたものの、「思ったほどの価格にならなかった」「もう少し高く売れたらいいな」と思うことがあるかもしれません。そんな場合には自分で売ってみるのも良いでしょう。家具なんて自分で売れるの?と思うかもしれませんがフリマアプリを使えば出来ないことはありません。予め売りたい写真を撮っておいて、傷などがある場合にはそういうところも隠さずにとります。メルカリやヤフオクなどのフリマアプリから出品していきます。画像をアップロードして商品説明を入力。それで出品は可能です。配送については宅配会社を利用するわけですが、大型の品物なのでヤマト運輸の”家財宅急便”を利用するといいでしょう。大型の家具やソファを家の中から出してくれるかは事前に確認が必要です。
玄関前まではご自身で出さなければいけないかもしれません。
縦・横・長さの三辺の合計を調べます。そして集荷の地域から目的地によって配送料は異なります。詳しくはヤマト運輸家財宅急便をご参照ください。
手間はかかりますが業者の買取よりも高くなる物はあります。
売れない家具の処分方法
もしどこに相談しても売れなかったのならこれは処分するしかありません。30センチを超える物は粗大ゴミとして処理することになります。それぞれのお住いの地域の粗大ゴミセンターに申し込みを行い、粗大ゴミシールは貼って収集日の朝に出すことになります。お家からの搬出や粗大ゴミ置き場までも各自でしなければいけません。
不用品回収業者への依頼
大きい物や運び出しが出来ないという理由で、粗大ごみを処理できないかたもいます。その場合には不用品回収業者を利用するのも一つの方法でしょう。運び出しのサービスをしてくれるので費用は当然かかりますが、出来ないことを代わりにやってくれるので、便利屋さんのような助かる存在になります。費用については業者によっても異なりますし、運ぶものによって難易度も変わりますからケースバイケースでしょう。後のトラブルにならないように事前に見積もりを行い、金額に変動が無いかの確認をして依頼されることをお勧めいたします。