グローバルになりつつある家財品のリユース・リサイクル

日本製品は海外で人気

日本の中古品というのは人気で、代表的な物が車やバイクといったものがあります。テレビなどでも度々出てきますが、トラックや救急車に日本語も文字が入ったまま使用されていたりします。ディーゼルのエンジンというのはとても丈夫で、40万キロ以上でも走行可能です。日本国内で40万キロも走れば買取手がつかず、こういったものが海外に流れて行ったりします。

車以外では衣類もそうです。日本で集団回収のような形で集められた衣類はコンテナに詰められて、海外に輸出されます。東南アジアの国でサイズや種類などを選別したのちに、現地で古着として再販される物と、サイズ種類がまとまったものを逆に日本に買い戻したりしています。買い戻すのは古着店だったりするわけです。日本でこのようなことをするとコストの問題で難しいようです。

最近はこれらに加えて家財品の輸出が増えつつあります。家電品は以前からもありましたが、家具や雑貨などあらゆるもので人気が出ています。キッチン関連の食器もそうですし、100均で売っていたようなものも輸出されています。

新品で買うには高額な物ですが、壊れにくい日本製の品質、物を大切に使う傾向がある日本人なので、かなり古いものでも中古としても大丈夫なようです。

世界中から来るバイヤー

買い付けに来るのは世界各国のバイヤーです。以前は中国が多かったですが、今はそれ以外の国からも続々買い付けにバイヤーたちがやってきます。買い付けする量は海上コンテナ単位です。少量ではないので、集める側もそれなりの物量が必要なので、物を集めるスキルが無ければこういったビジネスをすることが出来ないのが現状です。

取扱の種類は拡大中

輸出される中古品のアイテムというのもどんどん増えています。車・バイクをはじめ、家電・家具・ピアノ・工具・船舶エンジンなどです。家財品も大半の物が輸出で受け付けています。安価なキッチン用品でも品質が良いため、海外の人からするととても人気なようです。

日本人がゴミとして捨てるものでも重宝されています。

10年前の家電品や20年前の家具なんて買おうと思う人は少ないですよね?さらに100均で買ったようなものは大半の人は処分してしまいます。そんなものでも、国が違えば大切に使われています。使い古しの文房具だってそうです。鉛筆や消しゴムだって小さくてもきちんと書けますし使えます。そういった物を欲しがってる国はまだまだあるんです。日本は少し贅沢ですよね。

決して高くない買取金

中古として輸出される商品ですが、いくら売れるといってもその価格は決して高くはありません。一ついくらの計算ではなく1キロいくら、もしくは海上コンテナ1本でいくらというような単価です。なので、個人の人が買ってもらおうと思っても期待するほどの金額にはならないくらいなのが現実です。

まとめ

大量消費、大量廃棄でる日本ですが、そんな日本人が使った物を愛用して好んでくれる国々が増えています。それもバイヤー、ブローカーが輸出という販路を作ったことで、そこへ品物が集まりつつある傾向です。日本の中で廃棄だけの末路であればスクラップや焼却など、ただのゴミ扱いですが、使う人がいれば”リユース”となりゴミ減量にもなります。

皆さんの知らないところで、様々な家財品が輸出されて再利用されている今日この頃です。